2020/08/24 21:59
首切りナーラッグの辺境略奪隊
紹介文
巨体のゴブリン「ナーラッグ」率いるゴブリンの略奪隊です。
彼らはゴブリンと人間の領土の境になる国境付近を縄張りに、隊商や冒険者たちへの略奪を繰りかえしています。そのため装備品は他のゴブリンに比べて品質も良く、鉄製の鎧や武具も数多く保有しています。ナーラッグ達は勢力を拡大しながら、辺境の町を襲撃する準備を進めています。
改造
ベースとしてNSミニチュアで絶賛販売中の軽装ゴブリン&カタパルトクルーを利用しています。
いくつかはメタルフィギュアのゴブリンヒーローを作る際にできた、試作版のミニチュアを利用しています。そこはメーカーの担当者の役得ということでご容赦ください。
はじめに軽装ゴブリンで不満だった射撃武器を装備したゴブリンを作成していきます。
パーツはノーススター社のノール(フロストグレイブ)やドワーフ(オースマーク)を利用しています。基本武器を切り取り、プラのパーツを瞬間接着剤で止めるだけの簡単な作業です。
コツとしては射撃する兵士なので基本前を見て姿勢の良い?ゴブリンを使うのがコツです。
パーツの接合は後述する、パテによる補修作業で直すので気にする必要はありません。
そのほかスピアマンやリーダーのナーラッグをを補佐する副官を、装備や体格の良いミニチュアをベースに作成します。その時武器の付け替えだけでなくノーススターのプラスチックミニチュアに付属する小物類を、同じく瞬間接着剤で腰や背中に適当につけておきます。
人間と違いゴブリン達は略奪した武具や、拾ったガラクタを使うイメージなので壊れた盾なんかもニッパーで小さく削り接着しておくなどすると、あとで良い雰囲気になります。
シャーマンはプラ製のゴブリン(オースマーク)のスタンダードベアラーとその飾りのドクロを頭に接着しています。
改造はあまりパーツをそのまま使うだけでなく、あれこれ想像して工夫すると面白いです。
パーツの付け替えが完了したらパテでパーツ接着部分の隙間埋め&装飾品を作ります。
この時あまりきれいに作ろうとすると面倒なので、ゴブリンらしくラフに仕上げます。
パテで作業した部分
・一部のモデルの顔の小ささが目立たないように、首周りに毛皮・鎧をつけて調整
・手ごと杖をつけたシャーマンは事前に5本指の手は削っておいたので、三本指に修正
・リーダークラスの鎧にドクロマークをつける
・同じ顔のモデルに眼帯をつけたりして雰囲気を変える
上記をパテで直してみました。パテ造形は何度もこなせばだれでも上手になるので、こういう時にたくさんこなすのがお勧めです。
ペイントは最近は凝っているダークトーン風に仕上げました。特別なコツはないですが、すべての色にアーミーペインターのダークストーンを混ぜてトーンを下げています。
いかがでしょうか。既製品のミニチュアもあれこれ手を加えると自分だけのオリジナルミニチュアに改造できます。次回はドワーフの改造を掲載予定です!